あの素晴らしき七年

エトガル・ケレット/著、 秋元孝文/訳
配信開始日: 2017/10/13
価格:1,870円(税込)
新潮クレスト・ブックス
諸外国文学 エッセイ・随筆
作品カナ:アノスバラシキシチネン
紙書籍ISBN:978-4-10-590126-4
初めての息子の誕生から、ホロコーストを生き延びた父の死まで。七年の万感を綴る、自伝的エッセイ集。
戦闘の続くテルアビブに生まれ、たくさんの笑いを運んできた幼い息子。常に希望に満ちあふれ、がん宣告に「理想的な状況だ」と勢い込んだ父。現代イスラエルに生きる一家に訪れた激動の日々を、深い悲嘆と類い稀なユーモア、静かな祈りを込めて綴った36篇。世界中で人気を集める掌篇作家による、家族と人生をめぐるエッセイ集。

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エトガル・ケレット(Keret,Etgar) プロフィール

1967年イスラエル・テルアビブ生まれ。両親はともにホロコーストの体験者。義務兵役中に小説を書き始め、掌篇小説集『パイプライン』(1992)でデビュー、『キッシンジャーが恋しくて』(1994)で注目され、アメリカでも人気を集める。『突然ノックの音が』(2010)はフランク・オコナー国際短篇賞の最終候補となり、作品はこれまでに37か国以上で翻訳されている。絵本やグラフィック・ノベルの原作を執筆するほか、映像作家としても活躍。2007年には『ジェリーフィッシュ』で妻のシーラ・ゲフェンとともにカンヌ映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞している。テルアビブ在住。

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秋元孝文(アキモト・タカフミ) プロフィール

1970年青森県生まれ。甲南大学文学部英語英米文学科教授。専門はアメリカ文学。著書に『現代作家ガイド ポール・オースター』(共著)、『物語のゆらめき――アメリカン・ナラティヴの意識史』(共著)『心と身体の世界化』(共著)など。

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