ふたつの海のあいだで
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カルミネ・アバーテ(Abate,Carmine) プロフィール
1954年、イタリア南部カラブリア州の小村カルフィッツィ生まれ。少数言語アルバレシュ語の話される環境で育ち、イタリア語は小学校で学ぶ。バーリ大学で教員免許を取得、ドイツ・ハンブルクでイタリア語教師となり、1984年にドイツ語で初めての短篇集を発表。その後、イタリア語で執筆した『円舞』(1991)で本格的に小説家としてデビュー。『ふたつの海のあいだで』(2002)が高い評価を得て、『帰郷の祭り』(2004)でカンピエッロ賞最終候補に。2012年、『風の丘』で第50回カンピエッロ賞受賞。
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関口英子(セキグチ・エイコ) プロフィール
埼玉県生まれ。翻訳家。訳書に、パオロ・コニェッティ『帰れない山』、カルミネ・アバーテ『風の丘』『海と山のオムレツ』、プリーモ・レーヴィ『天使の蝶』、アルベルト・モラヴィア『同調者』、ベアトリーチェ・サルヴィオーニ『マルナータ 不幸を呼ぶ子』など。『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』で第1回須賀敦子翻訳賞受賞。