ビリー・リンの永遠の一日

ベン・ファウンテン/著、 上岡伸雄/訳
配信開始日: 2017/04/14
価格:2,530円(税込)
新潮クレスト・ブックス
アメリカ文学
作品カナ:ビリーリンノエイエンノイチニチ
紙書籍ISBN:978-4-10-590134-9
兵士の見た過酷な戦場と、祖国アメリカに溢れる愚かな狂騒。全米批評家協会賞受賞作。
イラク戦争のさなか、一時帰国して戦意昂揚のためのショーに駆り出された兵士たち。過酷な戦場の現実と、政治やメディアの滑稽な狂騒の、その途方もない隔絶。テロや戦争の絶えない現代アメリカの姿を、若き兵士の視点から描く傑作長篇。全米批評家協会賞受賞。

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ベン・ファウンテン(Fountain,Ben) プロフィール

1958年ノースカロライナ州生まれ。ノースカロライナ大学チャペルヒル校で英文学を学んだ後、デューク大学で法学を学ぶ。卒業後しばらくはテキサス州ダラスで弁護士として働くが、1988年に専業作家となる。2006年刊行の初短篇集『チェ・ゲバラとの短い遭遇』でPEN/へミングウェイ賞を、2012年に初長篇となる『ビリー・リンの永遠の一日』で全米批評家協会賞を受賞。『ビリー・リンの永遠の一日』はアン・リー監督により2016年に映画化された。2017年1月現在、家族とともにダラス在住。

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上岡伸雄(カミオカ・ノブオ) プロフィール

1958年、東京生れ。学習院大学文学部教授、アメリカ文学専攻。著書に『ヴァーチャル・フィクション』など。訳書にグレアム・グリーン『情事の終り』、ベン・ファウンテン『ビリー・リンの永遠の一日』、シャーウッド・アンダーソン『ワインズバーグ、オハイオ』、タナハシ・コーツ『ウォーターダンサー』など多数。

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