黒地の絵―傑作短編集(二)―(新潮文庫)

松本清張/著
配信開始日: 2012/08/01
価格:737円(税込)
新潮文庫
文芸一般 ミステリ ドラマ・映画・アニメ関連
作品カナ:クロジノエケッサクタンペンシュウ02シンチョウブンコ
シリーズ名: 傑作短編集
紙書籍ISBN:978-4-10-110903-9
基地の町で、黒人米兵に妻を犯された男の復讐とは……。表題作ほか8編を収める傑作短編小説集。
現代小説の第2集。朝鮮戦争のさなか、米軍黒人兵の集団脱走事件の起った基地小倉を舞台に、妻を犯された男のすさまじいまでの復讐を描く「黒地の絵」。美術界における計画的な贋作事件をスリリングに描きながら、形骸化したアカデミズム、閉鎖的な学界を糾弾した「真贋の森」。他に、一画家のなにげない評伝から恐るべき真実を探り当てる「装飾評伝」など7編を収める。

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松本清張(マツモト・セイチョウ) プロフィール

(1909-1992)福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。

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