煉獄の使徒(下)(新潮文庫)

馳星周/著
配信開始日: 2020/09/11
価格:1,034円(税込)
新潮文庫
文芸一般 ミステリ 冒険小説・ハードボイルド
作品カナ:レンゴクノシト02シンチョウブンコ
シリーズ名: 煉獄の使徒
紙書籍ISBN:978-4-10-136962-4
あなたは、そして、目撃者となる。カルト教団、警察官僚、政治家たち。腐臭を放つトライアングルはやがて、地に崩れ堕ちてゆく。
「ハルマゲドンがついに勃発するんだ」。十文字源皇は吼える。青年幹部・太田慎平に非合法活動を委ね、銃の製造やサリン生成にも突き進んでゆく〈真言(マントラ)の法〉。一方、幸田侍従長は四面楚歌に陥り、児玉警部は権力者たちの暗闘に翻弄されはじめた。そして、サリン撒布計画が発動する――。騙し合い。裏切り。空虚な死の連鎖。男たちが見た甘美な夢の結末は。呪詛と慟哭の完結篇。(解説・村上貴史)

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馳星周(ハセ・セイシュウ) プロフィール

1965(昭和40)年、北海道生れ。1996(平成8)年、日本ミステリ界に衝撃を与えた『不夜城』でデビュー、吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞する。1998年、『鎮魂歌―不夜城II―』で日本推理作家協会賞を受賞。1999年、『漂流街』で大藪春彦賞を受賞する。主な作品に『ダーク・ムーン』『生誕祭』『長恨歌―不夜城 完結編―』『トーキョー・バビロン』『弥勒世』『エウスカディ』『淡雪記』『光あれ』などがある。

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