消えた警官(新潮文庫)

安東能明/著
配信開始日: 2020/06/05
価格:880円(税込)
新潮文庫
ミステリ
作品カナ:キエタケイカンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-130157-0
巡査部長失踪事件。柴崎警部ら三人はその闇に一歩ずつ迫ってゆく――。本格警察小説。
小幡弘海巡査部長は、二年前に忽然と姿を消した。生活安全課に異動した矢先のことだ。綾瀬署に所属する、柴崎令司警務課長代理、上河内博人警部、高野朋美巡査の三人は、小幡についての捜査を始める。ひき逃げ。老女の不審死。女子高生絞殺。足と頭脳で難事件を解決しながら、三人は底知れぬ謎へと迫ってゆく。警視庁が放棄した失踪事件に果てはあるのか。あなたの胸を貫く本格警察小説。

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安東能明(アンドウ・ヨシアキ) プロフィール

1956(昭和31)年静岡県生れ。明治大学政経学部卒。浜松市役所勤務の傍ら、1994(平成6)年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞し創作活動に入る。2000年『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞する。2010年『撃てない警官』所収の「随監」で日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。『強奪 箱根駅伝』『螺旋宮』『潜行捜査』『聖域捜査』『第II捜査官』『出署せず』『侵食捜査』『広域指定』『総力捜査』『女形警部 築地署捜査技能伝承官・村山仙之助』『頂上捜査』『夜の署長2 密売者』「CAドラゴン」シリーズなど、緻密な取材に裏付けられたサスペンス、警察小説で注目を集めている。

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