林檎の樹(新潮文庫)

ゴールズワージー/著、 法村里絵/訳
配信開始日: 2018/06/29
価格:440円(税込)
新潮文庫
イギリス文学
作品カナ:リンゴノキシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-208803-6
月夜の晩、林檎の樹の下で誓った愛――。恋の歓びと儚さが綴られた永遠のラブストーリー。
徒歩旅行の途中、果樹園のある農場に宿を求めたロンドンの学生アシャースト。彼はそこに暮らす可憐な少女、ミーガンに心を奪われる。月の夜、白い花を咲かせる林檎の樹の下でお互いの愛を確かめ合った二人は、結婚の約束をする。だが旅立ちの準備で町へ出たアシャーストを待っていた運命は――。自然の美と神秘、恋の陶酔と歓び、そして青春の残酷さが流麗な文章で綴られる永遠のラブストーリー。

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ゴールズワージー(Galsworthy,John) プロフィール

(1867-1933)ロンドン郊外で裕福な弁護士の子として生れる。オックスフォード大学卒業後、弁護士資格を取ったが、開業せず放浪の旅に出る。28歳頃から創作を始め、小説『物欲の人』(1906)、戯曲『銀の函』によって名声を高める。前者は『裁判沙汰』(1920)『貸家』(1921)などと共に『フォーサイト家物語』を構成する。さらに1930年には続編を加えて『フォーサイト家年代記』が完結した。1932年ノーベル文学賞を受賞。

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法村里絵(ノリムラ・リエ) プロフィール

1957年東京生れ。女子美術短期大学卒。主な訳書に『失踪当時の服装は』『三つの秘文字』「フェレット物語」シリーズ、「イーライ・マークス」シリーズなど。

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