主婦病(新潮文庫)

森美樹/著
配信開始日: 2018/06/15
価格:605円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:シュフビョウシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-121191-6
「たとえ専業主婦でも、女はいざという時のために最低百万円は隠し持っているべきでしょう」。生きる孤独と光を描き心の奥を直撃する6編。
「たとえ専業主婦でも、女はいざという時のために最低百万円は隠し持っているべきでしょう」。新聞の悩み相談で目にした回答をきっかけに、美津子はある仕事を始めた。八時三十分から三時まで、昼休憩を除いて六時間勤務。完全在宅勤務でノルマなし。欠かせないのは、熟したトマト――。R-18文学賞読者賞を受賞した「まばたきがスイッチ」をはじめ、生きる孤独と光を描ききる六編を収録!

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森美樹(モリ・ミキ) プロフィール

1970(昭和45)年、埼玉県生れ。1995(平成7)年、少女小説家としてデビュー。その後5年間の休筆期間を経て、2013年、「朝凪」(「まばたきがスイッチ」と改題)で、R-18文学賞読者賞を受賞。おもな著書に受賞作を収録した『主婦病』、『私の裸』『母親病』『神様たち』『わたしのいけない世界』などがある。

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