解縛―母の苦しみ、女の痛み―(新潮文庫)

小島慶子/著
配信開始日: 2017/01/20
価格:506円(税込)
新潮文庫
ノンフィクション一般
作品カナ:ゲバクハハノクルシミオンナノイタミシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-120506-9
母の呪縛、摂食障害、女子アナとしての挫折。赤裸々に綴られた、著者初の生い立ちの記。
理想を押しつけ、娘を思い通りにしようとする母。憧れと恐れを抱かせる9歳年上の姉。女たちの軋轢に向き合わなかった父。絶望感から私は、15歳で摂食障害に陥った。自立を求めて「女子アナ」になるが、男性社会のなかで挫折と理不尽を経験。育児をきっかけに不安障害を発症し、死を願うまでに。そんな私を救ったのは――。鋭い客観性で自らを見つめ、包み隠さずつづった衝撃の手記。

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小島慶子(コジマ・ケイコ) プロフィール

1972(昭和47)年、オーストラリア生れ。小学生のころシンガポールと香港で暮らす。学習院大学法学部を卒業後、1995(平成7)年にアナウンサーとしてTBSに入社。テレビ、ラジオに出演し、1999年ギャラクシー賞ラジオ部門DJパーソナリティ賞受賞。2010年に退社後は、タレント、エッセイストとして活動している。『気の持ちようの幸福論』『女たちの和平交渉』『失敗礼賛』『解縛』『大黒柱マザー』『不自由な男たち』(田中俊之氏との共著)など著作多数。『わたしの神様』など小説も手掛ける。

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