文人悪妻(新潮文庫)

嵐山光三郎/著
配信開始日: 2016/12/09
価格:638円(税込)
新潮文庫
評論一般
作品カナ:ブンジンアクサイシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-141910-7
夫は妻のオモチャである! 漱石、鴎外の妻、与謝野晶子、林芙美子――。明治・大正・昭和の文壇を彩る53人の赤裸々な正体を描く、日本「人妻」史。
夫に殉死した女優妻・松井須磨子、谷崎から譲渡された佐藤春夫の妻、精神錯乱の教師妻・杉田久女、夫に絶縁状を書いた華族出身妻・柳原白蓮、四回の人妻を経験した宇野千代。漱石、鴎外、鏡花、芥川の妻、そして与謝野晶子、林芙美子から幸田文、武田百合子まで、明治・大正・昭和の文壇を彩る53人。逞しく、したたかでパワフルな人妻たちの正体を描く、画期的な評伝集。『人妻魂』改題。

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嵐山光三郎(アラシヤマ・コウザブロウ) プロフィール

1942(昭和17)年、静岡県生れ。雑誌編集者を経て、作家活動に入る。1988年、『素人庖丁記』により、講談社エッセイ賞を受賞。2000(平成12)年、『芭蕉の誘惑』(後に『芭蕉紀行』と改題)により、JTB紀行文学大賞を受賞。『悪党芭蕉』が2006年に泉鏡花文学賞を、2007年に読売文学賞を受賞した。『文人悪食』『文人暴食』『文人悪妻』『文士の料理店』『日本一周ローカル線温泉旅』『死ぬための教養』『寿司問答――江戸前の真髄』『昭和出版残侠伝』『美妙』『芭蕉という修羅』『漂流怪人・きだみのる』など著書多数。

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