大地のゲーム(新潮文庫)

綿矢りさ/著
配信開始日: 2016/06/17
価格:506円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:ダイチノゲームシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-126652-7
大震災と学生運動をモチーフに、極限状態における人間の希望を描いた異色の青春小説。
二十一世紀終盤。かの震災の影響で原発が廃止され、ネオン煌めく明るい夜を知らないこの国を、新たな巨大地震が襲う。第二の地震が来るという政府の警告に抗い、大学の校舎で寝泊まりを続ける学生たちは、カリスマ的〈リーダー〉に希望を求めるが……極限状態において我々は何を信じ、何を生きるよすがとするのか。大震災と学生運動をモチーフに人間の絆を描いた、異色の青春小説。

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綿矢りさ(ワタヤ・リサ) プロフィール

1984年京都生まれ。2001年『インストール』で文藝賞受賞。早稲田大学在学中の2004年に『蹴りたい背中』で芥川賞受賞。2012年『かわいそうだね?』で大江健三郎賞、2020年には『生のみ生のままで』で島清恋愛文学賞受賞。『勝手にふるえてろ』『ひらいて』『私をくいとめて』など映像化作品も多い。ほかの著書に『憤死』『手のひらの京』『オーラの発表会』『あのころなにしてた?』など。

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