情報、官邸に達せず(新潮文庫)

麻生幾/著
配信開始日: 2016/07/22
価格:671円(税込)
新潮文庫
ノンフィクション一般
作品カナ:ジョウホウカンテイニタッセズシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-121931-8
大震災、サリン事件、北朝鮮問題などの危機にリーダーシップを揮えなかった官邸の悲しむべき現実を検証し、日本における「情報機能(収集・分析・伝達)」の構造的欠陥を解剖する。
事前に知りながら、なぜ金正日の長男は国外退去となったのか。JCO放射線事故の対応に、政府はなぜ4時間半もかかったのか。オウム真理教教祖逮捕を確認できないまま閉会した対策会議のお粗末さとは?……小泉政権から村山内閣時代までの大事件を遡り、極秘の政治情報を駆使しながら、危機管理体制の舞台裏を生々しく再現。「国家の情報機能」の弱体ぶりを告発した傑作ドキュメント。

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麻生幾(アソウ・イク) プロフィール

1960(昭和35)年、大阪府生れ。作家。内外の事件をテーマにしたノンフィクションを執筆した後、リアル・ノベル(小説)を発表し続けている。著書に『極秘捜査』『情報、官邸に達せず』『封印されていた文書』『消されかけたファイル』、小説として『宣戦布告』『ZERO』『エスピオナージ』『外事警察』『奪還』などがある。

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