「ゆらぎ」と「遅れ」―不確実さの数理学―(新潮選書)

大平徹/著
配信開始日: 2015/11/20
価格:1,056円(税込)
新潮選書
社会 数学 科学一般
作品カナ:ユラギトオクレフカクジツサノスウリガクシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603769-6
「不確実さ」の中にこそ、問題解決のヒントがあった!
「安定」「正確」を求める現実社会は、じつは「不規則」や「不確実さ」に満ちている。そうした「不確実性」は、時に予想もしない効果をもたらしたり、有益な働きをしてくれる。トーナメント戦での番狂わせ、犯人追跡の意外な方法、免震制御、時間差による攻撃手段など。身近にある不安定現象を挙げながらその意外な効用を説く。

購入サイト

大平徹(オオヒラ・トオル) プロフィール

1963年、東京都生まれ。名古屋大学大学院多元数理科学研究科教授。1982年、グルー基金奨学生として渡米し、ハミルトン・カレッジに入学、1986年卒業。英国ケンブリッジ大学クライスツ・カレッジ、民間企業勤務を経て1993年に米国シカゴ大学大学院物理学専攻博士課程修了、Ph.D.取得。民間企業研究所を経て、2012年4月より現職。専門は「ゆらぎ」や「遅れ」を含むシステムの数理だが、研究対象の題材は数理、物理、生物・生体、社会・経済など幅広く取り上げている。著書に『「ゆらぎ」と「遅れ」――不確実さの数理学』(新潮選書)など。趣味はギター演奏とサイクリング。東京・港区のサッカーチームに親子で所属する週末プレイヤーでもある。

この著者の書籍

社会のおすすめ書籍

数学のおすすめ書籍

科学一般のおすすめ書籍

新潮選書のおすすめ書籍

ページの先頭へ