フランケンシュタイン(新潮文庫)

メアリー・シェリー/著、 芹澤恵/訳
配信開始日: 2015/06/26
価格:781円(税込)
新潮文庫
イギリス文学
作品カナ:フランケンシュタインシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-218651-0
醜さゆえの孤独と憎しみ――。科学者によって創られた“怪物”の苦悩。伝説の名著。
若き科学者ヴィクター・フランケンシュタインは、生命の起源に迫る研究に打ち込んでいた。ある時、ついに彼は生命の創造という神をも恐れぬ行いに手を染める。だが、創り上げた“怪物”はあまりに恐ろしい容貌をしていた。故郷へ逃亡した彼は、醜さゆえの孤独にあえぎ、彼を憎んだ“怪物”に追い詰められることになろうとは知る由もなかった――。天才女性作家が遺した伝説の名著。

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メアリー・シェリー(Shelley,Mary) プロフィール

(1797-1851)イギリスの小説家。無神論者でアナキズムの先駆者であるウィリアム・ゴドウィンを父に、女性解放を唱えフェミニズムの創始者と呼ばれるメアリー・ウルストンクラフトを母に、ロンドンで生れる。1816年、詩人のパーシー・ビッシュ・シェリーと結婚。1816年から書き始めていた『フランケンシュタイン』を1818年匿名で刊行。本作品によって、SFの創始者と呼ばれることもある。ほかの作品に『最後の人間』などがある。

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芹澤恵(セリザワ・メグミ) プロフィール

成蹊大学文学部卒業。英米文学翻訳家。訳書に、『密林の夢』(パチェット)、『愛しのクレメンタイン』(クラヴァン)、『フロスト気質(かたぎ)』(ウィングフィールド)、『裁きの街』(ピータースン)、『クラッシャーズ 墜落事故調査班』(ヘインズ)、『1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編』(O・ヘンリー)などがある。

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