吉田健一

長谷川郁夫/著
配信開始日: 2015/03/13
価格:4,400円(税込)
単行本
評論一般
作品カナ:ヨシダケンイチ
紙書籍ISBN:978-4-10-336391-0
独自の透徹した文学世界を築きあげた吉田健一。その稀有な生涯と作品を語りつくした決定版評伝!
ケンブリッジ留学時の知的な冒険。河上徹太郎との美しい師弟関係。中村光夫、福田恆存、大岡昇平、三島由紀夫らとの鉢ノ木会での交遊――長い文学修行を経て、批評、随筆、小説が三位一体となった無比の境地に到達、豊穣な晩年を過ごした人生の達人・吉田健一の全貌を、最晩年に編集者として謦咳に接した著者が解き明かす! ※単行本に掲載の写真は、電子版には収録しておりません。

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長谷川郁夫(ハセガワ・イクオ) プロフィール

1947年、神奈川県生まれ。大阪芸術大学文芸学科教授。早稲田大学文学部在学中に小沢書店を創立、2000年9月までに数多くの文芸書の編集に携わった。2006年刊の『美酒と革嚢――第一書房・長谷川巳之吉』で芸術選奨文部科学大臣賞、やまなし文学賞などを受賞。2014年刊の『吉田健一』で大佛次郎賞を受賞。他の著書に『われ発見せり――書肆ユリイカ・伊達得夫』、『藝文往来』、『本の背表紙』、『堀口大學 詩は一生の長い道』、『知命と成熟 13のレクイエム』がある。

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