漢字世界の地平―私たちにとって文字とは何か―(新潮選書)

齋藤希史/著
配信開始日: 2014/11/28
価格:1,056円(税込)
新潮選書
言語学 教育学
作品カナ:カンジセカイノチヘイワタシタチニトッテモジトハナニカシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603750-4
「読み書き」とはいかなる行為か? 漢字論の新たなる挑戦!
私たちは漢字のことをどのくらい知っているだろう。漢字はいつどのようにして漢字となり、日本人はこれをどう受けとめて「読み書き」してきたのか。そもそも話し言葉にとって文字とは何か。和語、訓読、翻訳とは? 古代中国の甲骨文字から近代日本の言文一致へ――漢字世界の地平を展望し、そのダイナミズムを解き明かす。※新潮選書に掲載の写真・図版は、電子版には収録しておりません。

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齋藤希史(サイトウ・マレシ) プロフィール

1963年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退(中国語学中国文学)。京都大学人文科学研究所助手、奈良女子大学文学部助教授、国文学研究資料館文献資料部助教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授(比較文学比較文化)。著書に『漢文脈の近代――清末=明治の文学圏』(名古屋大学出版会、サントリー学芸賞)、『漢文スタイル』(羽鳥書店、やまなし文学賞)、『漢詩の扉』(角川選書)、『漢文脈と近代日本』(角川ソフィア文庫)など。

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