衆愚の病理(新潮新書)

里見清一/著
配信開始日: 2013/12/20
価格:660円(税込)
新潮新書
社会
作品カナ:シュウグノビョウリシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610525-8
全員、病人。「日本の病」を臨床医が炙り出す。シニカル、ロジカル、アクロバティックな社会論!
患者名:日本国 病状:極めて深刻……現役医師が、冷徹な眼差しで医療を、社会を、この国を診断。見えてきたのは、国全体を覆う、プロを軽視して素人を持て囃す病だった。「情報が患者の不安を生産する」「敗戦処理はエースの仕事」「民主主義がヒトラーやルーピーを生む」「人は思考停止を欲する」――ロジカルでシニカル、ときにアクロバティックな議論から日本の本当の病状を炙り出す、毒と逆説と笑いに満ちた社会論。

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里見清一(サトミ・セイイチ) プロフィール

本名・國頭英夫。1961(昭和36)年鳥取県生まれ。1986年東京大学医学部卒業。国立がんセンター中央病院内科などを経て日本赤十字社医療センター化学療法科部長。杏林大学客員教授。著書に『死にゆく患者(ひと)と、どう話すか』『医学の勝利が国家を滅ぼす』『医師の一分』など。

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