スウィング・ジャパン―日系米軍兵ジミー・アラキと占領の記憶―

秋尾沙戸子/著
配信開始日: 2013/01/25
価格:1,584円(税込)
単行本
日本史 芸術一般 音楽
作品カナ:スウィングジャパンニッケイベイグンヘイジミーアラキトセンリョウノキオク
紙書籍ISBN:978-4-10-437003-0
焦土の日本にジャズを広めた日系二世、彼がサックスを覚えたのは収容所の中だった――。
砂漠の中の強制収容所でサックスを覚え、占領期の日本でジャズを広め「神様」とまで称えられた日系二世。差別の中に育ち、長じてGHQ語学兵として赴任したジャズマンは、荒廃した「祖国」で何を見たのか。後に日本文学者の道を選んだその生き方から、戦中戦後の日米の姿に光をあてる。従来の占領史に一石を投じる傑作評伝。

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秋尾沙戸子(アキオ・サトコ) プロフィール

名古屋市生まれ。東京女子大学文理学部英米文学科卒。上智大学大学院博士後期課程論文執筆資格取得後退学。テレビキャスターを務める傍ら、民主化をテーマに、旧東欧・ソ連やアジアの国々を歩き、ジョージタウン大学大学院外交研究フェローとしてワシントンに滞在したのを機に占領研究を始める。著書に『レーニン像を倒した女たち』『運命の長女―スカルノの娘メガワティの半生―』(第12回アジア・太平洋賞特別賞)『ワシントンハイツ―GHQが東京に刻んだ戦後―』(第58回日本エッセイスト・クラブ賞)。

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