死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張―(新潮新書)

美達大和/著
配信開始日: 2012/05/25
価格:660円(税込)
新潮新書
ノンフィクション一般
作品カナ:シケイゼッタイコウテイロンムキチョウエキシュウノシュチョウシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610373-5
死刑こそ「人間的な刑罰」である。現役受刑者による超リアルな提言。
哀しい事実だが、犯罪者のほとんどは反省しない。監獄法の改正後、「自由」になった刑務所では、今日も受刑者たちの笑い声が響いている。裁判では頭を垂れるも内輪では「次は捕まらないよ」とうそぶく彼らを前に、何をすれば良いのか。犯罪者を熟知する著者は、彼ら自身を「死」と向き合わせるために「執行猶予付き死刑」を導入せよ、と説く。現役の無期懲役囚が塀の内側から放つ、圧倒的にリアルな量刑論。

購入サイト

美達大和(ミタツ・ヤマト) プロフィール

1959(昭和34)年生れ。無期懲役囚。刑期十年以上かつ犯罪傾向が進んだ者のみが収容される「LB級刑務所」で服役中。罪状は二件の殺人。著書に『死刑絶対肯定論』(新潮新書)『ドキュメント長期刑務所』(河出書房新社)『夢の国』(朝日新聞出版)がある。

この著者の書籍

ノンフィクション一般のおすすめ書籍

新潮新書のおすすめ書籍

ページの先頭へ