池澤夏樹(イケザワ・ナツキ)
1945(昭和20)年、北海道生れ。埼玉大学理工学部物理学科中退。ギリシア詩、現代アメリカ文学を翻訳する一方で詩集『塩の道』『最も長い河に関する省察』を発表。1988年「スティル・ライフ」で芥川賞を、1992(平成4)年『母なる自然のおっぱい』で読売文学賞を、1993年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎賞を、2000年『花を運ぶ妹』で毎日出版文化賞を受賞。著書に『言葉の流星群』『憲法なんて知らないよ』『静かな大地』『世界文学を読みほどく』『きみのためのバラ』『カデナ』『氷山の南』『アトミック・ボックス』等多数。他に『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集』もある。
書籍一覧
関連記事
- 【書評】深夜の読書(2023年11月号掲載) 池澤夏樹
- 【書評】作詞の愉快(2023年4月号掲載) 池澤夏樹
- 【書評】世界はゲームだぜ(2021年6月号掲載) 池澤夏樹
- 【書評】連想のディスクジョッキー(2020年9月号掲載) 池澤夏樹
- 【書評】天国へのロープウェイ(2019年7月号掲載) 池澤夏樹
- 【書評】大きな時計の文字盤の裏(2017年11月号掲載) 池澤夏樹
- 【書評】世界文学の海原をへめぐる精神の航跡(2017年4月号掲載) 野崎歓
- 【書評】今から二十七年分の外挿(2017年3月号掲載) 池澤夏樹
- 【対談・鼎談】詩の味わい、詩の効用(2016年4月号掲載) 池澤夏樹 × 堀江敏幸
- 【書評】急転直下のエンディング(2016年1月号掲載) 池澤夏樹
- 【書評】物語の(あるいは知識の)靴(2015年12月号掲載) 江國香織
- 【書評】水鳥が飛び立ったあと(2015年7月号掲載) 池澤夏樹
- 【対談・鼎談】短篇小説はこんなにも自由だ(2013年9月号掲載) 池澤夏樹 × 津村記久子 × 松家仁之
- 【書評】宙ぶらりんの不安(2013年6月号掲載) 池澤夏樹
- 【エッセイ】小さな船はなぜ育ったか(2013年3月号掲載) 池澤夏樹
- 【書評】遠い霧笛(2013年3月号掲載) いしいしんじ
- 【書評】ほんとかな、と思った(2012年6月号掲載) 池澤夏樹