おじいさんに聞いた話

トーン・テレヘン/著、 長山さき/訳
配信開始日: 2017/09/22
価格:1,980円(税込)
新潮クレスト・ブックス
諸外国文学
作品カナ:オジイサンニキイタハナシ
紙書籍ISBN:978-4-10-590140-0
「ハッピーエンドのお話はないの?」「だってこれはロシアの話だからね」
「ハッピーエンドのお話はないの?」「だってこれはロシアのお話だからね」――サンクトペテルブルクに生まれ、ロシア革命にともなってオランダに帰国した祖父が語る、悲哀と滑稽に満ちた人生の物語。『ハリネズミの願い』の作家による宝箱のような掌篇集。

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トーン・テレヘン(Tellegen,Toon) プロフィール

1941年、医師の父とロシア生まれの母のもと、オランダ南部の島に誕生。ユトレヒト大学で医学を修め、ケニアでマサイ族の医師を務めたのちアムステルダムで開業医に。1984年、幼い娘のために書いたどうぶつたちの物語『一日もかかさずに』を刊行。以後、どうぶつを主人公とする本を50作以上発表し、文学賞を多数受賞。オランダ出版界と読者の敬愛を一身に集めている。『ハリネズミの願い』で2017年本屋大賞翻訳小説部門受賞。おもな作品に『きげんのいいリス』『キリギリスのしあわせ』『おじいさんに聞いた話』。

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長山さき(ナガヤマ・サキ) プロフィール

1963年神戸生まれ。関西学院大学大学院修士課程修了。文化人類学を学ぶ。1987年、オランダ政府奨学生としてライデン大学に留学。以後オランダに暮らし、2023年12月現在アムステルダム在住。訳書にトーン・テレヘン『ハリネズミの願い』『きげんのいいリス』『キリギリスのしあわせ』『おじいさんに聞いた話』、ハリー・ムリシュ『天国の発見』『襲撃』、ペーター・テリン『身内のよんどころない事情により』、サンダー・コラールト『ある犬の飼い主の一日』ほか。

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