なつかしい芸人たち(新潮文庫)

色川武大/著
配信開始日: 2000/09/08
価格:550円(税込)
新潮文庫
エッセイ・随筆
作品カナ:ナツカシイゲイニンタチシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-127005-0
学校をサボって浅草六区に通い詰めた幼少の頃から今日まで、著者が熱い視線を注ぎ続けた芸人たちを語る名エッセイ。
学校をサボって浅草六区に通い詰めた幼少の頃から、映画・テレビの普及した今日まで、著者が心ひかれ、熱い視線を注ぎ続けた、忘れがたい芸人たち。かれらは、独特の芸と異才で人気を博したが、どこか危ういはみ出し者でもあった。エノケン、ターキー、金語楼など名だたるスターはもとより、青バットの大下、ヒゲの伊之助から、トニー谷、左卜全、渥美清まで、奇人・変人が総登場。

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色川武大(イロカワ・タケヒロ) プロフィール

(1929-1989)東京生れ。東京市立三中に入るが、学校になじめず中退。戦後の数年間、放浪と無頼、映画と演劇の日々をおくる。雑誌編集を経て、1961年「黒い布」で中央公論新人賞を受賞。その後、阿佐田哲也名義で『麻雀放浪記』など多くの麻雀小説を手掛ける。1977年『怪しい来客簿』で泉鏡花賞、1978年『離婚』で直木賞、1981年「百」で川端康成賞をそれぞれ受賞する。1988年には『狂人日記』で読売文学賞を受賞した。他の作品に『引越貧乏』『生家へ』『恐婚』など。

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