絶滅危惧職、講談師を生きる(新潮文庫)

神田伯山/著、 杉江松恋/聞き手
配信開始日: 2020/04/17
価格:605円(税込)
新潮文庫
芸術一般 芸能・エンターテイメント ノンフィクション一般
作品カナ:ゼツメツキグショクコウダンシヲイキルシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-101591-0
2020年2月、真打昇進&「神田伯山」襲名決定! 彼はなぜ、滅びかけの芸を志したのか。
かつて落語を凌ぐ人気を誇った講談は、戦後存続を危ぶまれるほど演者が減った。しかしここに、新たな光が射している。風雲児の名は、神田松之丞。確かな話術と創意工夫で高座に新風を吹き込み、二ツ目ながら連日満席の講談会や寄席に新客を呼び続けている。真打昇進と同時に六代目神田伯山を襲名する彼は、なぜ講談に生きる覚悟を固め、何処を目指してゆくのか。自ら語った革命的芸道論。(解説・長井好弘)

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神田伯山(カンダ・ハクザン) プロフィール

1983(昭和58)年東京生れ。講談師。日本講談協会、落語芸術協会所属。2007(平成19)年、三代目神田松鯉に入門。2012年、二ツ目昇進。講談会や寄席のみならずテレビやラジオでも人気を博し、講談普及の先頭に立つ活躍をしている。2020(令和2)年2月11日から真打昇進と同時に六代目神田伯山を襲名。著書に『神田松之丞 講談入門』がある。

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杉江松恋(スギエ・マツコイ) プロフィール

1968(昭和43)年東京生れ。文芸評論家、書評家、作家。慶應義塾大学文学部卒。推理小説の書評や映像作品のノベライズ小説執筆などで活躍するかたわら、自ら落語会を主催するほどの演芸ファン。著書に『読み出したら止まらない! 海外ミステリーマストリード100』、『桃月庵白酒と落語十三夜』(聞き手)、『ある日うっかりPTA』など多数。

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