異端の被爆者―22度のがんを生き抜く男―

横井秀信/著
配信開始日: 2019/09/27
価格:1,705円(税込)
単行本
ノンフィクション一般
作品カナ:イタンノヒバクシャニジュウニドノガンヲイキヌクオトコ
紙書籍ISBN:978-4-10-352861-6
「地獄を見せつけられた原爆に、その後の人生まで支配されてたまるか!」
爆心地から850メートルで被爆した兒玉光雄の体には、目に見えない放射線の深い傷が残っている。60歳を過ぎてから、がんを繰り返す度「わしゃあ、原爆を生き抜いた男じゃ」と、あらゆる艱難辛苦を乗り越えてきた。先に逝った仲間に想いを馳せ、自らの染色体の傷を晒して核兵器の罪を告発し続ける兒玉の、壮絶な人生の記録!

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横井秀信(ヨコイ・ヒデノブ) プロフィール

1975年生まれ。1999年、NHK入局。広島放送局に配属され、広島と韓国の被爆者の交流を記録した「最期に綴ったヒロシマ〜ある韓国人被爆者の遺言〜」(2002年)、家族の最期を知ろうとする被爆者を追った、にんげんドキュメント「家族の記憶を求めて〜広島・追悼平和祈念館〜」(2003年)、NHKスペシャル「復興〜ヒロシマ・原子野から立ち上がった人々〜」(2004年)、『異端の被爆者―22度のがんを生き抜く男―』のもととなったNHKスペシャル「被爆者 命の記録」(2005年)を制作。東京に異動後「日本海軍 400時間の証言」(2009年)、「玉砕 隠された真実」(2010年)、「戦慄の記録 インパール」(2017年=いずれもNHKスペシャル)など、アジア・太平洋戦争に関する番組を担当。2019年9月現在、大阪放送局報道部チーフプロデューサー。

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