発酵野郎!―世界一のビールを野生酵母でつくる―

鈴木成宗/著
配信開始日: 2019/08/02
価格:1,650円(税込)
単行本
ノンフィクション一般 産業
作品カナ:ハッコウヤロウセカイイチノビールヲヤセイコウボデツクル
紙書籍ISBN:978-4-10-352741-1
世界一に輝く伊勢角屋麦酒(いせかどやビール)の超遠回りサクセスストーリー。
戦国時代創業の老舗餅屋から始まった快進撃の原動力は、幼い頃からの「微生物」好きだ。伊勢の森で野生酵母を採取、単離し、ビールに仕上げる途上で博士号まで取得する情熱と凄腕ぶり――とは裏腹に、失敗続きのトンネルを抜けたのは40代になってから。好きこそものの上手なれ! これぞ「研究開発型」人生、新たな働き方のかたち。

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鈴木成宗(スズキ・ナリヒロ) プロフィール

伊勢角屋麦酒社長。1967年、伊勢市生まれ。東北大学農学部卒業後、20代続く家業の餅屋の仕事に。この「二軒茶屋餅角屋本店」の創業は1575年の長篠の戦いの頃にさかのぼり、18代目から100年にわたって、味噌・醤油の醸造事業も続けている。1994年の酒税法改正で可能となった小規模醸造、ビール造りに「伊勢角屋麦酒」として1997年に創業。レストラン経営にも乗り出すがうまく回らずどん底に。それでもビール世界一(大会優勝)を目指し、創業まもなく大会の審査員資格を取得。2003年、日本企業初の「Australian International Beer Awards」金賞を皮切りに数々の賞を受賞、世界で最も歴史あるビール審査会「The International Brewing Awards 2019」で「ペールエール」が2大会連続で金賞に輝いた。審査員として海外から招かれることも多い。2004年頃から学んだMGやランチェスター戦略等が経営に活き、近年は毎年増収増益だ。2009年より海外への輸出も始め、2019年7月現在アメリカ、カナダ、シンガポール、オーストラリア、台湾に輸出実績がある。日本商工会議所青年部の中地区副会長を務めた経験もあり、地元との結びつきも強い。

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