骸骨巡礼―イタリア・ポルトガル・フランス編―(新潮文庫)

養老孟司/著
配信開始日: 2019/12/20
価格:781円(税込)
新潮文庫
ノンフィクション一般 文化史・文化論
作品カナ:ガイコツジュンレイイタリアポルトガルフランスヘンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-130843-2
理性的なはずの欧州になぜ骸骨で飾りつけた納骨堂や日本にない変な墓があるのか?
ローマの教会やリスボンの墓地、パリの大聖堂。南欧の明るい日差しの下、理性的なはずの欧州に、骸骨で部屋を飾りつけた納骨堂や日本では見かけないような奇妙な墓がある。日本人とヨーロッパ人との身体感の相違に着目し、自然と社会における森羅万象に思いを馳せる。意識と感覚の関係を考察し、無言の死体と格闘する「修行」を通じて辿りついた悟りともいえる新境地! 『骸骨考』改題。(解説・髙橋秀実)

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養老孟司(ヨウロウ・タケシ) プロフィール

1937(昭和12)年、鎌倉生れ。解剖学者。東京大学医学部卒。東京大学名誉教授。1989(平成元)年『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。著書に『唯脳論』『バカの壁』『手入れという思想』『遺言。』『ヒトの壁』など多数。池田清彦との共著に『ほんとうの環境問題』『正義で地球は救えない』など。

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