鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

似鳥鶏/著、 友井羊/著、 彩瀬まる/著、 芦沢央/著、 島田荘司/著
配信開始日: 2018/09/07
価格:649円(税込)
新潮文庫nex
ライトノベル
作品カナ:カギノカカッタヘヤイツツノミッシツシンチョウブンコネックス
紙書籍ISBN:978-4-10-180136-0
密室がある。糸を使って外から鍵を閉めたのだ。
これが、トリックです。本来ネタバレ厳禁の作中トリックを先に公開してミステリを書くという難題に、超豪華作家陣が挑戦! 鍵と糸――同じトリックから誕生したのは、びっくりするほど多彩多様な作品たち。日常の謎あり、驚愕のどんでん返しあり、あたたかな感涙あり、胸を締め付ける切なさあり……。5人の犯人が鍵をかけて隠した5つの“秘密”を解き明かす、競作アンソロジー。

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似鳥鶏(ニタドリ・ケイ) プロフィール

友井羊(トモイ・ヒツジ) プロフィール

1981年、群馬県生れ。『僕はお父さんを訴えます』で「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞、2012年デビュー。他の著書に、「さえこ照ラス」シリーズ、「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」シリーズなどがある。

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彩瀬まる(アヤセ・マル) プロフィール

1986(昭和61)年、千葉県生れ。上智大学文学部卒。2010(平成22)年「花に眩む」で「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞しデビュー。2017年に『くちなし』で、2021(令和3)年に『新しい星』で直木賞候補となる。著書に『あのひとは蜘蛛を潰せない』『桜の下で待っている』『やがて海へと届く』『朝が来るまでそばにいる』『草原のサーカス』『かんむり』など。2023年には『花に埋もれる』所収の短編「ふるえる」がイギリスの老舗文芸誌「GRANTA」に掲載、『森があふれる』の英語版が出版されるなど海外でも高い評価を受ける。小説の他に東日本大震災被災記『暗い夜、星を数えて』がある。

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芦沢央(アシザワ・ヨウ) プロフィール

1984(昭和59)年、東京生れ。千葉大学文学部卒業。2012(平成24)年、「罪の余白」で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。2016年刊『許されようとは思いません』が第38回吉川英治文学新人賞候補に、2018年刊『火のないところに煙は』が第32回山本周五郎賞候補となり、第7回静岡書店大賞を受賞、さらに、第16回本屋大賞にノミネートされる。2020年刊『汚れた手をそこで拭かない』が第164回直木賞候補、第42回吉川英治文学新人賞候補となった。ほかの著書に『悪いものが、来ませんように』『今だけのあの子』『いつかの人質』『貘の耳たぶ』『僕の神さま』などがある。

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島田荘司(シマダ・ソウジ) プロフィール

1948(昭和23)年、広島県生れ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』でデビュー。以後、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』などの「御手洗潔」シリーズ、『寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁』などの「吉敷竹史」シリーズを中心に、人気作品を多数生み出し、本格ミステリーの旗手として不動の地位を築く。「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」等を主宰し、新人発掘にも尽力している。著書に『21世紀本格宣言』『写楽 閉じた国の幻』『ゴーグル男の怪』『御手洗潔の追憶』『セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴』『ロシア幽霊軍艦事件』『新しい十五匹のネズミのフライ ジョン・H・ワトソンの冒険』『鳥居の密室 世界にただひとりのサンタクロース』など多数。

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