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タカバタケモトユキノボウレイアルコッカシャカイシュギシャノキケンナシソウシンチョウセンショ高畠素之の亡霊―ある国家社会主義者の危険な思想―(新潮選書)

佐藤優

『資本論』を読み抜いた知性が示す、「国家」と「人間」の危うい本質。

『資本論』を日本で初めて翻訳した言論人・高畠素之はマルクス主義の欠点に気づき国家社会主義へと走った。それはなぜか。キリスト教を棄て、性悪説を唱えた不世出の知性が現代に突きつける民主主義・資本主義の陥穽と、暴力装置としての国家の本質とは。高畠に強く影響を受けた著者が危機の時代に向けて放つ「警世の書」。

配信開始日
2018-11-09
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佐藤優

1960(昭和35)年生れ。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英大使館、在露大使館などを経て、1995(平成7)年から外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年5月に背任容疑、同7月に偽計業務妨害容疑で逮捕。2005年2月執行猶予付き有罪判決を受けた。同年、自らの逮捕の経緯と国策捜査の裏側を綴った『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。以後、文筆家として精力的に執筆を続けている。主な著書に『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞)『獄中記』『私のマルクス』『交渉術』『読書の技法』『神学の技法』『紳士協定―私のイギリス物語』『先生と私』『いま生きる「資本論」』『世界史の極意』『君たちが知っておくべきこと』『十五の夏』(梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞)など多数。共著も多い。