リョウシノニクハクサラナイシンチョウブンコ猟師の肉は腐らない(新潮文庫)
小泉武夫著
燻した猪肉、ドジョウ汁、自家製納豆……猟師の食生活はこんなに豊かで美味しい!
現代に、こんなに豊かな食生活があったとは! 福島の山奥、八溝山地。電気も水道もない小屋で自給自足の暮らしを送る猟師の義っしゃんは、賢い猟犬を従えて、燻した猪や兎の肉に舌鼓を打ち、渓流で釣ったばかりの岩魚や山女を焼いて頬張り、時には虫や蛙、蛇までも美味しくいただく。先人からの知恵と工夫を受け継ぎ、自然と生命の恵みを余すことなく享受する、逞しくて愛すべき猟師の姿。
- 配信開始日
- 2017-09-15
- 対応端末
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693円(税込)
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- 小泉武夫コイズミタケオ

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1943年福島県の酒造家に生まれる。東京農業大学名誉教授。農学博士。専門は発酵学、醸造学、食文化論。特定非営利活動法人発酵文化推進機構理事長。2020年4月現在、鹿児島大学、琉球大学、別府大学、石川県立大学、福島大学の客員教授を務めるかたわら、全国地産地消推進協議会会長(農水省)など、各地の農政アドバイザーとして食に関わるさまざまな活動を展開し、和食の魅力を広く伝えている。また辺境を旅し、世界中の珍味、奇食に挑戦する「食の冒険家」でもある。著書に『不味い!』『発酵は錬金術である』『絶倫食』『猟師の肉は腐らない』『幻の料亭・日本橋「百川」―黒船を饗した江戸料理―』『骨まで愛して―粗屋五郎の築地物語―』(以上、新潮社)、『食あれば楽あり』(日本経済新聞社)、『超能力微生物』(文藝春秋)、『漬け物大全 世界の発酵食品探訪記』(講談社)、『小泉武夫の味覚極楽舌ったけ』(東京堂出版)など単著で百四十五冊を数える。