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カゴノオウム籠の鸚鵡

辻原登

欲望と殺意の果てに現れる、むき出しの人間の姿。迫真のクライム・ノヴェル。

ヤクザ、ホステス、不動産業者、町役場の出納室長。欲望と思惑は複雑に絡み合い、互いを取り返しのつかない地点へと追い詰める。情事と裏切り、そして二つの巧妙な殺人の後、彼らの目に映った世界とは? 八〇年代半ば、バブル期の和歌山を舞台に、怒濤のスリルと静謐な思索が交錯する。著者の新たな到達点を示す傑作長篇。

配信開始日
2017-03-10
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None 1,408円(税込)

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辻原登ツジハラノボル

1945(昭和20)年和歌山県生れ。1990(平成2)年「村の名前」で芥川賞、1999年『翔べ麒麟』で読売文学賞、2000年『遊動亭円木』で谷崎潤一郎賞、2005年『枯葉の中の青い炎』で川端康成文学賞、2011年『闇の奥』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。他に『許されざる者』、『韃靼の馬』、『冬の旅』、『寂しい丘で狩りをする』など著書多数。