秘密の花園(新潮文庫)

フランシス・ホジソン・バーネット/著、 畔柳和代/訳
配信開始日: 2016/11/25
価格:737円(税込)
新潮文庫
イギリス文学
作品カナ:ヒミツノハナゾノシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-221404-6
両親を亡くし、心を閉ざす少女が起こした美しい奇蹟とは。児童文学の名作が新訳で登場。
十歳にして両親を亡くし、親戚に引きとられたメアリ。顔色も悪く愛想のない彼女を唯一楽しませたのは、ひっそりと隠された庭園だった。世話役のマーサの弟で、大自然のなかで育ったディコンに導かれ、庭園と同様にその存在が隠されていた、いとこのコリンとともに、メアリは庭の手入れを始めるのだが――。三人の子どもに訪れた、美しい奇蹟を描いた児童文学永遠の名作を新訳。

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フランシス・ホジソン・バーネット(Burnett,Hodgson Frances) プロフィール

(1849-1924)英国マンチェスターの富裕な商人の家に生れるが、幼くして父を失い、家族とともに米国に移住。家計を助けるために作家活動を始める。次男をモデルにした『小公子』(1886)、続く『小公女』(1905)で成功をおさめ、『秘密の花園』(1911)で名声を不動のものにする。明治期の日本にも紹介され、現代に至るまで長く読まれている児童文学作家である。

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畔柳和代(クロヤナギ・カズヨ) プロフィール

1967年生れ。東京医科歯科大学教授。訳書にキャロル・エムシュウィラー『すべての終わりの始まり』、マーガレット・アトウッド『オリクスとクレイク』、ジョン・クロウリー『古代の遺物』(共訳)、バーネット『小公女』『秘密の花園』などがある。

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