雪まろげ―古手屋喜十 為事覚え―(新潮文庫)

宇江佐真理/著
配信開始日: 2016/10/21
価格:605円(税込)
新潮文庫
時代小説
作品カナ:ユキマロゲフルテヤキジュウシゴトオボエ02シンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-119927-6
拾った赤ん坊を養子にした喜十の前に、突然、赤子のきょうだいが現れて……。人情捕物帳。
浅草は田原町で小さな古着屋を営む喜十は、北町奉行所隠密廻り同心の上遠野(かとの)のお勤めの手助けで、東奔西走する毎日。店先に捨てられていた赤ん坊の捨吉を養子にした喜十の前に、捨吉のきょうだいが姿を現した。上遠野は四人の子どもも引き取ってしまえと無茶を言うが……。日々の暮らしの些細なことに、人生のほんとうが見えてくる。はらり涙の、心やすらぐ連作人情捕物帳六編。

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宇江佐真理(ウエザ・マリ) プロフィール

(1949-2015)函館市生れ。函館大谷女子短期大学卒業。1995(平成7)年「幻の声」でオール讀物新人賞受賞。2000年『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、2001年『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。著書に『無事、これ名馬』『恋いちもんめ』『夕映え』『深川にゃんにゃん横丁』『彼岸花』『おはぐろとんぼ』『富子すきすき』『寂しい写楽』『なでしこ御用帖』『雪まろげ―古手屋喜十 為事覚え―』、他に『幻の声』で始まる〈髪結い伊三次捕物余話〉シリーズ、〈泣きの銀次〉シリーズなどがある。

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