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ゼッピツ絶筆

野坂昭如

病に倒れて後、ノサカは日記という作品に魂を傾注した。急逝の数時間前まで。

死の前日まで『断腸亭日乗』を書き継いだ永井荷風を越えて、最期を迎える数刻前までしぶとく、ふてぶてしく、時にユーモラスに作家魂を日記へ託し続けた野坂昭如。警世と洒脱、憂国と遊び心、無常と励ましに満ちた遺言にして予言に溢れた十年以上に及ぶ日記、緊急刊行! 揺れ動く時代が滲み出る最晩年のエッセイ選を附す。

配信開始日
2016-07-08
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None 1,382円(税込)

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野坂昭如ノサカアキユキ

(1930-2015)早大第一文学部仏文科中退。「火垂るの墓」(直木賞)「エロ事師たち」「骨餓身峠死人葛」「マリリン・モンロー・ノー・リターン」「赫突たる逆光」「同心円」(吉川英治文学賞)「文壇」(泉鏡花文学賞)などの小説家、「エロトピア」「我が闘争 こけつまろびつ闇を撃つ」(講談社エッセイ賞)などのコラムニスト、「おもちゃのチャチャチャ」(日本レコード大賞童謡賞)「ハトヤの唄」などの作詞家、「黒の舟歌」「バージンブルース」などの歌手、元参議院議員、衆議院選挙新潟三区立候補者、伝永井荷風作「四畳半襖の下張」を雑誌に掲載した編集長(わいせつ文書販売で有罪判決)、討論番組やCMに出演するテレビタレント等々、多面的な活躍で知られた。2003年5月脳梗塞で倒れてのちもいくつもの連載を持つなど作家活動を続ける。『絶筆』には、急逝のわずか数時間前まで取り組んだ絶筆までを収めた。