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アオニソウロウシンチョウブンコ青に候(新潮文庫)

志水辰夫

義に生きる友がいる。凜とした女がいる。情熱と円熟、時代小説の新たな風。

神山佐平は、やむなき事情から家中の者を斬り、無断で江戸へ帰ってきた。わずか二年前に仕官したばかりだった。主君の死に始まる山代家の騒動はいまだ治まる気配を見せない。殿の愛妾となった幼なじみ、行方をくらました元藩士、朋輩の美しき妹、忍び寄る影。佐平は、己の進むべき道を見つけることができるのか。若々しい熱気と円熟した情感をたたえた、志水辰夫の新たなる代表作。

配信開始日
2016-04-01
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None 770円(税込)

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志水辰夫シミズタツオ

1936(昭和11)年、高知県生れ。1981年、『飢えて狼』でデビュー。巧みなプロットと濃密な文体で、熱烈なファンを獲得する。1986年『背いて故郷』で日本推理作家協会賞を、1991(平成3)年『行きずりの街』で、日本冒険小説協会大賞を受賞する。さらに、2001年『きのうの空』で、柴田錬三郎賞を受賞。『情事』『暗夜』『生きいそぎ』『男坂』『約束の地』『青に候』『みのたけの春』『ラストラン』『つばくろ越え―蓬莱屋帳外控―』『引かれ者でござい』『夜去り川』『待ち伏せ街道―蓬莱屋帳外控―』など、多くの著書がある。