診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―(新潮文庫)

大平健/著
配信開始日: 2016/06/24
価格:528円(税込)
新潮文庫
心理学
作品カナ:シンリョウシツニキタアカズキンモノガタリリョウホウノセカイシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-116081-8
あなたはどの物語の主人公ですか? 12話の「心の薬」が傷ついた心を癒す。
「むかしむかし、あるところに……」まさか精神科を受診して、昔話や童話を聞かされるなんて誰も思ってもみなかっただろう。でも、患者たちの当惑はすぐ驚きに変わる。そこに繰り広げられるのは自分の物語なのだ。悩みを抱えた心の深層を「赤ずきん」「ももたろう」「幸運なハンス」「三びきのこぶた」などで解き明かす、ちょっと不思議で、ほんとうは不思議じゃない12話の「心の薬」。

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大平健(オオヒラ・ケン) プロフィール

1949年鹿児島生まれ。精神科医。幼少期をピッツバーグで過ごした帰国子女のはしり。東大医学部卒業後、しばらくしてペルーに1年間滞在し貧民街で診療、帰国後は聖路加国際病院に勤務し2014年まで精神科の部長を20年近く務めた。『診療室にきた赤ずきん』(新潮文庫)に描かれているように、薬ばかりに頼るのではなく、患者の話の中からヒントを得て症状を根本的に快復させることを実践してきた。ベストセラーになった『豊かさの精神病理』『やさしさの精神病理』や、『動物がお医者さん なぜペットはヒトを幸せにするのか』『治療するとカワイクなります 生きがいの精神病理』など著書多数。2019年4月現在は悠々自適。

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