殺人者はいかに誕生したか―「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く―(新潮文庫)

長谷川博一/著
配信開始日: 2015/09/25
価格:649円(税込)
新潮文庫
社会 政治 法律
作品カナ:サツジンシャハイカニタンジョウシタカジュウダイキョウアクジケンヲゴクチュウタイワデヨミトクシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-137452-9
世間を震撼させた凶悪事件。刑事裁判では解明できない事件の「なぜ」を初めて明かす。
世間を震撼させた凶悪事件の殺人者たち――。臨床心理士として刑事事件の心理鑑定を数多く手掛けてきた著者が、犯人たちの「心の闇」に肉薄する。勾留施設を訪ねて面会を重ね、幾度も書簡をやりとりするうちに、これまで決して明かされなかった閉ざされし幼少期の記憶や凄絶な家庭環境が浮かび上がる。彼らが語った人格形成の過程をたどることで、事件の真相が初めて解き明かされる。

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長谷川博一(ハセガワ・ヒロカズ) プロフィール

1959(昭和34)年、名古屋生れ。南山大学文学部教育学科卒業後、名古屋大学大学院へ進学。臨床心理士。刑事事件における被告の精神鑑定を行ない、勾留中の殺人犯に独自に接見している。また子どもの虐待問題にも積極的に取り組んでいる。2012(平成24)年東海学院大学を退職後、一般社団法人・こころぎふ臨床心理センターを設立しセンター長に就任。主著に『お母さんはしつけをしないで』『お母さん、「あなたのために」と言わないで』『子どもを虐待する私を誰か止めて!』などがある。

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