やさしい男―慶次郎縁側日記― (新潮文庫)

北原亞以子/著
配信開始日: 2014/06/13
価格:594円(税込)
新潮文庫
文芸一般 時代小説
作品カナ:ヤサシイオトコケイジロウエンガワニッキ07シンチョウブンコ
シリーズ名: 慶次郎縁側日記
紙書籍ISBN:978-4-10-141421-8
仏の慶次郎? 俺の方が、よほど慈悲深くできてらあ。大人気「慶次郎縁側日記」シリーズ第七弾!
無慈悲な理由で仕事を失くし、女房子供を泣かす食い逃げ者に身を落とす。腹の虫も治まらぬうちに、鳴くのは同じ腹の虫とは洒落にもならない。生き馬の目を抜く江戸の暮らしは、負けるものには容赦ないが、町にあふれる食い詰め人も裏の事情は十人十色。ご存じ「仏」の慶次郎の目に映るのは、罪を背負ってなお憎みきれない人間ばかり。庶民の現実を円熟の筆で描く大人気シリーズ第七弾!

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北原亞以子(キタハラ・アイコ) プロフィール

(1938-2013)東京生れ。石油会社、写真スタジオに勤務後、コピーライターとして広告制作会社に入社。その間に、創作活動を開始し、1969(昭和44)年「ママは知らなかったのよ」で新潮新人賞、同年「粉雪舞う」で小説現代新人賞佳作を受賞。1989(平成元)年『深川澪通り木戸番小屋』で泉鏡花文学賞、1993年『恋忘れ草』で直木賞、1997年『江戸風狂伝』で女流文学賞をそれぞれ受賞。他の作品に『まんがら茂平次』『東京駅物語』『妻恋坂』『父の戦地』『誘惑』『あんちゃん』、「慶次郎縁側日記」シリーズなど多数。

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