傷―慶次郎縁側日記―(新潮文庫)

北原亞以子/著
配信開始日: 2014/05/09
価格:715円(税込)
新潮文庫
文芸一般 時代小説
作品カナ:キズケイジロウエンガワニッキ01シンチョウブンコ
シリーズ名: 慶次郎縁側日記
紙書籍ISBN:978-4-10-141414-0
納得できないことが多すぎる! そんなあなたに「慶次郎」。粋と人情がにおい立つ人気シリーズ、第1弾!
空き巣稼業の伊太八は、「身内に迷惑を掛けない」というのがモットーだ。豊蔵から共謀を持ちかけられ、目的の瓦屋に忍び込んだはよかったが、何とそこは豊蔵の弟の家だった。自らの信条に反する仕事をさせられた挙げ句、あらぬ罪まで着せられてお尋ね者になってしまった伊太八──彼の運命やいかに? 元南町奉行所同心の隠居・森口慶次郎が人々の心を潤す、粋と人情のお江戸事件簿。

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北原亞以子(キタハラ・アイコ) プロフィール

(1938-2013)東京生れ。石油会社、写真スタジオに勤務後、コピーライターとして広告制作会社に入社。その間に、創作活動を開始し、1969(昭和44)年「ママは知らなかったのよ」で新潮新人賞、同年「粉雪舞う」で小説現代新人賞佳作を受賞。1989(平成元)年『深川澪通り木戸番小屋』で泉鏡花文学賞、1993年『恋忘れ草』で直木賞、1997年『江戸風狂伝』で女流文学賞をそれぞれ受賞。他の作品に『まんがら茂平次』『東京駅物語』『妻恋坂』『父の戦地』『誘惑』『あんちゃん』、「慶次郎縁側日記」シリーズなど多数。

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