永遠の都2―岐路―(新潮文庫)

加賀乙彦/著
配信開始日: 2014/05/30
価格:748円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:エイエンノミヤコ02キロシンチョウブンコ
シリーズ名: 永遠の都
紙書籍ISBN:978-4-10-106708-7
永遠の都=東京が静かに変貌する。著者のライフワーク長編小説、第2巻!
昭和11年2月、陸軍中尉の脇敬助は夏江の従姉と結婚、2・26事件で青年将校の鎮圧に動いた。その夜は還暦で医学博士になった和平の祝賀会でもあったが、数日後、菊江が52歳の人生を閉じた。夏江も副院長と結婚、和平は30年下の妾のいとを正妻にした。世界一周旅行から夫が帰国した晩秋、初江は女児を出産、小学一年生の長男悠太は母をじっと見ていた。

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加賀乙彦(カガ・オトヒコ) プロフィール

(1929-2023)1929(昭和4)年、東京生まれ。東京大学医学部卒業。1957年から1960年にかけてフランスに留学、パリ大学サンタンヌ病院と北仏サンヴナン病院に勤務した。犯罪心理学・精神医学の権威でもある。著書に『フランドルの冬』『帰らざる夏』(谷崎潤一郎賞)、『宣告』(日本文学大賞)、『湿原』(大佛次郎賞)、『錨のない船』など多数。『永遠の都』で芸術選奨文部大臣賞を受賞、続編である『雲の都』で毎日出版文化賞特別賞を受賞した。

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