昭和史を陰で動かした男―忘れられたアジテーター・五百木飄亭―(新潮選書)

松本健一/著
配信開始日: 2012/09/28
価格:1,408円(税込)
新潮選書
日本史
作品カナ:ショウワシヲカゲデウゴカシタオトコワスレラレタアジテーターイオキヒョウテイシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603700-9
子規が「天才」と認めた文学青年は、なぜ「憂国の浪人」へ姿を変えたのか?
正岡子規と同郷の俳人で、医師として日清戦争に従軍した男は、やがて俳句の世界から言論界、そして政治の舞台裏へと歩を進める。原敬暗殺、二・二六、張作霖爆殺――日本が戦争へと突き進む中で果たしたその役割とは? 近衛篤麿や大隈重信に近く、右翼の頭目・頭山満の衣鉢を継いだ、「戦後日本が忘れ去った男」の謎多き一生。

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松本健一(マツモト・ケンイチ) プロフィール

(1946-2014)群馬県生まれ。作家、評論家として多方面で活躍する。東大経済学部卒。『評伝 北一輝』(全5巻、岩波書店)で、2005年に司馬遼太郎賞と毎日出版文化賞を受賞。著書に『白旗伝説』『北一輝論』『近代アジア精神史の試み』『評伝 佐久間象山』『司馬遼太郎が発見した日本―「街道をゆく」を読み解く―』『畏るべき昭和天皇』『明治天皇という人』『三島由紀夫と司馬遼太郎』など多数。

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