銀座と資生堂―日本を「モダーン」にした会社―(新潮選書)

戸矢理衣奈/著
配信開始日: 2012/07/27
価格:1,144円(税込)
新潮選書
経済
作品カナ:ギンザトシセイドウニホンヲモダーンニシタカイシャシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603697-2
震災も恐慌もはねのけて、日本一華やかな街と企業を育んだブランド戦略とは。
「東京銀座資生堂」の通称そのままに、銀座とともに名声を高め、規模を拡大していった資生堂。大正期にその礎を築き、写真家としても活躍した二代目がもっとも力を注いだのは、寂れつつあった街の復興とパーラー、ギャラリーの運営だった。日本女性を個性的にしたいと願った経営者は、相次ぐ有事をいかにして乗り切ったか。

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戸矢理衣奈(トヤ・リイナ) プロフィール

1973年生まれ。東京大学文学部社会心理学科を卒業後、同大学院総合文化研究科、サセックス大学、国際日本文化研究センターなどに学ぶ。美意識の変容をテーマに、社会史から経営史まで幅広く研究。『銀座と資生堂―日本を「モダーン」にした会社―』の原型となる論文で2010年、博士号(学術)を取得。独立行政法人経済産業研究所などを経て、株式会社IRlS代表取締役。著書に『エルメス』(新潮新書)、『下着の誕生―ヴィクトリア朝の社会史―』(講談社選書メチエ)など。

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