あばれ狼(新潮文庫)

池波正太郎/著
配信開始日: 2012/04/01
価格:660円(税込)
新潮文庫
文芸一般 時代小説
作品カナ:アバレオオカミシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-115651-4
喧嘩(でいり)が全ての儚い渡世を、初めて惑わす片腕の美女……。股旅ものの痛快譚ほか、血と情に散った男たちをめぐる7編。
野州・真岡の小栗一家と竹原一家の大喧嘩にやとわれて人を殺めてしまった渡世人たち――その不幸な生い立ちゆえに敵・味方をこえて結ばれる男と男の友情を描く連作「さいころ蟲」「あばれ狼」「盗賊の宿」。多淫な母親の若き日の嘘によって翻弄され続けた樋口角兵衛の生涯をたどる「角兵衛狂乱図」など、畢生の大作『真田太平記』の脇役たちを描いた4編の、全7編を収録。

購入サイト

池波正太郎(イケナミ・ショウタロウ) プロフィール

(1923-1990)東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。

この著者の書籍

文芸一般のおすすめ書籍

時代小説のおすすめ書籍

新潮文庫のおすすめ書籍

ページの先頭へ