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アホウガラスあほうがらす

池波正太郎

妾を恋しがる病床の兄が、弟に託した最後の頼みとは――。池波流のユーモアがたっぷりちりばめられた表題作ほか、傑作短編11編。

人間という生きものの不思議さ、運命のおそろしさ……“ポン引き”の生き方を活写した軽妙洒脱でユーモラスな表題作、忠臣蔵の悲劇の主人公浅野内匠頭の、説明のつけようもない二面性を照射した「火消しの殿」、芝居や映画のヒーローとしてではなく、一人の武士として己れの立場を貫いた男を描く「荒木又右衛門」など、著者の多岐多彩な小説世界の粋を精選した11編を収める。

配信開始日
2012-04-01
対応端末
  • iOS端末
  • android端末
  • Kindle
  • kobo
  • Reader
  • PC
  • ケータイ

None 648円(税込)

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池波正太郎イケナミショウタロウ

(1923-1990)東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。