政治家はなぜ「粛々」を好むのか―漢字の擬態語あれこれ―(新潮選書)

円満字二郎/著
配信開始日: 2012/04/13
価格:1,056円(税込)
新潮選書
語学一般 日本語
作品カナ:セイジカハナゼシュクシュクヲコノムノカカンジノギタイゴアレコレシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603690-3
堂々、丁寧、辟易、逡巡……元々はみな擬態語(オノマトペ)だったってご存知ですか?
復興に向けて粛々と努力します。――政治家や役人がよく使う「粛々」という言葉は、元をたどると、古代中国で鳥が羽ばたく様子を表す擬態語だった。我々がふつうに使っている漢字の熟語の中には、このようにそもそもは擬態語だったものが、実は多数含まれている。それらは本来どういう意味で、どのように輸入されて「日本語化」していったのか……。

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円満字二郎(エンマンジ・ジロウ) プロフィール

1967年、兵庫県西宮市生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し、高校国語教科書や漢和辞典などの編集を17年近く担当。現在、フリーの編集者兼ライターとして、主に漢字文化関係で仕事を展開。『常用漢字の事件簿』(生活人新書)、『漢和辞典に訊け!』(ちくま新書)、『心にしみる四字熟語』(光文社新書)、『数になりたかった皇帝』(岩波書店)、『政治家はなぜ「粛々」を好むのか』(新潮選書)、『漢字ときあかし辞典』、『部首ときあかし辞典』(以上、研究社)など、著書多数。

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