医療の限界(新潮新書)

小松秀樹/著
配信開始日: 2011/12/28
価格:660円(税込)
新潮新書
ノンフィクション一般
作品カナ:イリョウノゲンカイシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610218-9
医師のミスは「犯罪」か? 患者は消費者か? 『医療崩壊』の現場から鋭く問う!
日本人は死生観を失った。リスクのない治療はない。患者は消費者ではない――。医療の現場を崩壊させる、際限のない社会の「安心・安全」要求、科学を理解しない刑事司法のレトリック、コストとクオリティを無視した建前ばかりの行政制度など、さまざまな要因を、具体例とともに思想的見地まで掘り下げて論及する。いったい医療は誰のものか? 日本の医療が直面する重大な選択肢を鋭く問う。

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小松秀樹(コマツ・ヒデキ) プロフィール

1949(昭和24)年香川県生まれ。東京大学医学部卒業後、山梨医科大助教授などを経て、現在、虎の門病院泌尿器科部長。2006年に『医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か―』で、病院医療の危機を克明に描き、発言する第一線の臨床医として注目される。

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