原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史―(新潮新書)

有馬哲夫/著
配信開始日: 2011/08/19
価格:660円(税込)
新潮新書
歴史学 日本史
作品カナ:ゲンパツショウリキシーアイエーキミツブンショデヨムショウワリメンシシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610249-3
指令:讀賣新聞社主ノ正力ト協力シ、親米世論ヲ形成セヨ。CIA文書が語る「対日情報戦」の全貌!
一九五四年の第五福竜丸事件以降、日本では「反米」「反原子力」気運が高まっていく。そんな中、衆院議員に当選した正力松太郎・讀賣新聞社主とCIAは、原子力に好意的な親米世論を形成するための「工作」を開始する。原潜、讀賣新聞、日本テレビ、保守大合同、そしてディズニー。正力とCIAの協力関係から始まった、巨大メディア、政界、産業界を巡る連鎖とは――。機密文書が明らかにした衝撃の事実。

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有馬哲夫(アリマ・テツオ) プロフィール

1953(昭和28)年生まれ。早稲田大学社会科学総合学術院教授(公文書研究)。早稲田大学第一文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得。2016年オックスフォード大学客員教授。著書に『原発・正力・CIA』『日本人はなぜ自虐的になったのか』など。

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