迷える者の禅修行―ドイツ人住職が見た日本仏教―(新潮新書)

ネルケ無方/著
配信開始日: 2011/07/08
価格:660円(税込)
新潮新書
哲学・思想 宗教
作品カナ:マヨエルモノノゼンシュギョウドイツジンジュウショクガミタニホンブッキョウシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610404-6
日本人が忘れた、“本物の仏教”がここにある。
「お坊さんになって悟りたい!」――。悩めるドイツ人青年の危機を救ったのは、祖国で出会った坐禅だった。出家の覚悟を決めて来日するも、そこで見たものは、この国の仏教のトホホな姿。算盤を弾くばかりの住職、軍隊のような禅堂、仏教に無関心な世間……。失望と流転の末、ようやく辿り着いた理想の修行は、小さな山寺での自給自足・坐禅三昧の生活だった。日本人が忘れた「一瞬を生きる意味」を問う、修行奮闘記。

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ネルケ無方(ネルケ・ムホウ) プロフィール

禅僧。1968年ドイツ生まれ。高校時代に坐禅と出会い、来日して仏道を志す。1993年、兵庫県の安泰寺(曹洞宗)にて出家得度。京都の名刹や大阪城公園でのホームレス修行生活などを経て、2002年から2020年まで同寺の住職をつとめる。著書に『迷える者の禅修行』『迷いは悟りの第一歩』(以上、新潮新書)、『日本人に「宗教」は要らない』(ベスト新書)、『読むだけ禅修行』(朝日新聞出版)などがある。

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