江國滋(エクニ・シゲル)

江國滋

東京生れ。慶応大学法学部卒。出版社勤務を経て、独立。随筆、紀行、評論の分野で活躍する。小沢昭一、永六輔らと「東京やなぎ句会」をつくり、俳号は滋酔郎。『俳句とあそぶ法』で俳句ブームの火付け役となり、『日本語八ツ当り』はベストセラーとなる。主な著書に、『落語美学』『阿呆旅行』『慶弔俳句日録』『旅はパレット』『スペイン絵日記』『おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒』。句集に『神の御意――滋酔郎句集』『癌め』など。カードマジックの腕前はプロ級、画家であり、熱烈な阪神ファンであった。

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